『「吉光」短刀・生ぶ茎(うぶなかご)』はセカイモンでb77f2af9から出品され、229の入札を集めて01月06日 16時 52分に、45390円で落札されました。即決価格は45390円でした。決済方法はに対応。富山県からの発送料は落札者が負担しました。PRオプションはストア、取りナビ(ベータ版)を利用したオークション、即買でした。
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¥ 45390
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¥ 44000
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¥ 44000
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¥ 44880
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¥ 40480
229 入札履歴
終了
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・吉光と聞けば、国宝4点、重要文化財9点、御物(皇室の私有品)、徳川美術館、東京国立博物館、石川県の白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)等そうそうたるイメージを持つかも知れません。これらは粟田口吉光と呼ばれる吉光です。
・吉光と二字銘が彫られた刀剣にはもう一つ土佐吉光(高知県)と呼ばれるものがあります。刀剣には「吉光」としか彫られていないので、粟田口吉光か土佐吉光か分りにくい面があります。
・粟田口吉光は古来より蒐集されて、足利将軍家、時の権力者である織田信長、豊臣秀吉が蒐集しました。そのため、本能寺の変や大阪夏の陣に巻き込まれ火事により焼け身になったものもあります。
・徳川家康は焼けた吉光等の名刀を焼き直させ、現代に至っているものもあります。以上のような経過より粟田口吉光は徳川美術館、東京国立博物館、石川県の白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)等、美術館や博物館や神社に既に収まっていると思われ、一般市場に出回っているとは思われません。
・粟田口吉光の生まれについては、諸説ありなにぶん鎌倉時代中期の事なので、勿論戸籍らしきものもなく、伝承の類となり通称藤四郎と呼ばれています。一説では福井県吉田郡松岡町の椎前しいさき神社(志比前しいさき神社)あたりの領民との事です。山城国(京都府の南部地域)の粟田口派の刀工として活躍しました。
・粟田口吉光の作風は平肉が豊で重ねが厚くなっています。呼び名「厚藤四郎」は「鎧通し」呼ばれる特に厚い重ねの短刀で、柄の方の元重ねは11mmもあります。無名の名物、無名藤四郎の短刀では元重ねが7mmです。しかし、「鎧通し」はこの2点のみなので、「鎧通し」を見れば「土佐吉光」と見るのが自然のようです。
・粟田口吉光の焼きの入っていない鉄の部分の地鉄は梨地肌であり小板目肌の詰んだ素晴らしい地鉄です。一般刀剣ファンは博物館や美術館でガラス越しに鑑賞できますが、滅多に粟田口吉光を手に取って鑑賞する事は出来ません。私の場合は鑑賞会で知らされずに他の10本程の刀剣と一緒に鑑賞しました。凄く良い短刀が1本入っているなと思っていましたが後で粟田口吉光だと知らされました。
・土佐吉光は大和国(奈良県)の手掻派の流れを汲み、文献資料においても確認出来る土佐国(高知県)最古の刀工です。 長尺の作例は殆ど見られず、現存作例の大半が二字銘を伴う短刀です。(九州国立博物館の説明)
・土佐の古刀匠として文献にあらわれた最古の刀匠でありますが、作品が完璧に保存されたものは皆無に近いです。古書には時代を観応~文和(1350~56)としてありますが、作品はおおむね応永(1394~1428)から室町時代の末期にかけてのもので大和手掻の鍛冶です。
・出展品は100パーセントとは言えませんが、土佐吉光ではないかと思います。
・出展品には歯切れ、刃欠けは有りません。
・銃砲刀剣類登録証登録記号番号 東京都第236194号 種別:短刀 長さ:21.3cm 目くぎ穴:1個 銘文(表)吉光 です。
・銅製ハバキ 元幅:約19mm 元重約7mm です。
・鞘と柄の表面にはカシュー塗料の塗装後の収縮の皺が所々にあります。
・くり型の一方のシトドメは付いていません。・写真は、なにぶん、素人撮影ですので、その時の天候によって色が多少異なったり、刀の表面が鏡面の為、カメラが映ったり、室内が映ったり等した場合ご勘弁願います。
・写真から背景の映り込み等を除いて判断をお願いします。また、神経質なお方は入札をご遠慮願います。
・中古品である事等全てご理解の上、画像をよくご覧になってから御入札をお願いします。画像にて確認して了解後入札をお願いします。
・不明なところが有りましたら「オークションの管理」「出品者への質問」を利用下さい。
・Yahoo!かんたん決済 ヤフネコ!宅急便です。送料無料です。
・落札後、銃砲刀剣類類所持等取締法に基づき新潟県の教育委員会に銃砲刀剣類登録証のコピーと所有者変更届出書の提出が必要です。両方を添付します。2週間以内に提出下さい。
・評価を付けて頂いた方には同じ評価をお返しします。
・不明点は「出品者への質問」利用下さい。